「ブドウ糖は細胞が活動するためのエネルギー」
一体ブドウ糖にはどういう働きがあるのでしょうか?
簡単に言うと、ブドウ糖はからだが動くためのエネルギーです。
言い換えると、全身の細胞が活動するためのエネルギーだと言えます。
と言うことは、ブドウ糖は無いと非常に困るもののようです。
多いと病気、無いと非常に困るのならば、上手に増やしたり減らしたりして調整しないといけないと言うことになりますし、健康な人は上手に調整出来ていると言うことになります。
「からだには常にブドウ糖を調整する仕組みがある」
ブドウ糖が増える仕組み
ブドウ糖はどのようにして増えるのでしょうか?
ひとつには、食事がブドウ糖を増やす原因だと言えます。
でも、食事だけではなさそうです。なぜなら、私たちは毎日食事をしていますが、一日中は食べません。
寝ているうちに足りなくなったら大変なことになりそうですが、病気でもないのにそんな体験をされた方の話は聞いたことが有りません。
そんな事がないように、からだにはブドウ糖が余ったときは蓄えて、足りなくなったら蓄えから使う仕組みがあります。
蓄えたブドウ糖を利用する仕組み
蓄えたブドウ糖を再利用するために必要なのが「グルカゴン」と呼ばれるホルモンです。このグルカゴンには血糖値が下がったときに、肝臓、筋肉、脂肪へ指令を出し、蓄えたブドウ糖を血液中に放出させる働きがあります。これによって、足りないときには、蓄えたブドウ糖を使う事が出来るのです。
ブドウ糖が増える仕組みについて見てきましたが、次はブドウ糖が減る仕組みについて見ていきましょう。
「細胞がブドウ糖を使うにはインスリンが必要」
先ほども書いたように細胞が活動するためのエネルギーですから、細胞で消費します。そして、細胞でブドウ糖を消費するために大活躍しているのが「インスリン」というホルモンです。
インスリンは細胞の扉を開ける鍵のような働きを持っており、「インスリン受容体」は鍵穴です。お互いがくっつくとブドウ糖が通るための細胞の扉が開き、ブドウ糖は細胞に取り込まれるのです。
その結果、ブドウ糖が細胞に取り込まれることで血糖値が下がることとなります。
「糖尿病はブドウ糖の代謝障害」
そして、糖尿病にとって最も重要なのが、インスリンを使って細胞がブドウ糖を消費(代謝)する仕組みです。
このブドウ糖を代謝する仕組みが上手に働かないのが糖尿病です。
ブドウ糖を吸収したり、蓄えたものを放出したりする働きには問題がなく、からだの中にあるブドウ糖を利用できない場合のことを糖尿病と言うのです。
このように、糖尿病はブドウ糖の代謝障害と言えますが、この代謝障害にもいくつか種類があります。この種類によって糖尿病にはいくつかの名前が付けられている事をご存じでしょうか?
どの種類の糖尿病なのかで対応も変わってきますし、何より敵を良く知らなければたたかうことも出来ません。
次は糖尿病の種類について学んでいきたいと思います。




















