お酒と糖尿病
飲酒は良くありません。
あ〜あ、またここでも同じ事を・・・とため息をついている愛飲家の方が居られるかもしれません。
理由の一つはアルコール分解酵素の一つであるADHが消費されてしまうことにあります。ADHはレチノール(ビタミンA)をレチノイン酸と呼ばれるものへ変換する働きを持っています。飲酒でADHを使ってしまうとレチノールを有効に利用することが出来なくなってしまいます。
これだけの理由であるならば、キュウリをお勧めします。
キュウリ一本を「摺り下ろして」飲むとADHが補給できます。そのまま囓っても効果はありません・・・
お酒を飲めない方もADHが不足している可能性がありますからキュウリはお勧めです。
飲酒が良くない理由の二つめは
お酒は肝臓で分解されるのですが、この過程で中性脂肪を作ります。
勿論おつまみを食べたりもしているでしょうから、これはもうダブルパンチです。
カロリーは大して無いかもしれませんが飲み過ぎは絶対に駄目です。
最後の理由は
調査の結果です。厚生労働省の「多目的コホート研究班」(http://epi.ncc.go.jp/jphc/index.html)が飲酒と体の関係について大規模で長期間の調査を行っています。
このなかで飲酒と2型糖尿病発症についての追跡調査を行った結果が出ています。
約3万人で10年間という大規模な調査です。
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/20/inshu_dm.html
参考までにリンクを張っておきますので興味がある方はお読み下さい。
痩せた方(BMI<22)の飲酒と糖尿病発症の関連を見ると、飲酒習慣のある方の危険度は飲まない人の2.9倍という結果となっております。
メリットについては全く根拠がない状態で、デメリットについては根拠が沢山あるこの状況では全くお勧めできないのがおわかりいただけるかと思います。
絶対飲んではいけませんと言いますと飲みたくなるのが人情です。
まずは、1日の量を2合以下に抑え、休肝日を必ず作ると言った方法で対処してみてはいかがでしょうか?



















